名前付き範囲設定

このアクションは、見つかった範囲を名前付き範囲としてマークし、ます。これにより、後続のステップで範囲を検索するときに参照として使用できるようになります。

このアクションは、複数のステップがこの範囲と関連する範囲を操作する必要がある場合に便利です。

プロパティ

以下のプロパティを使用して [名前付き範囲設定] アクションを設定できます。

範囲名

「自動」「名前付き」という 2 つのオプションがあります。「自動」は範囲名として番号を与えます。「自動」で最初に与えられる番号は 1、次に与えられる番号は 2 となります (以下同様)。「自動」で番号が与えられる他の範囲が (同じページの) このステップの前に挿入されると、番号が変わることがあります。名前付けにより、範囲に対して明示的に指定された固定の名前が付けられますが、これには次のような利点があります。

  • 適切に選んだ名前を付けると、その範囲がどのような範囲であるかを容易に思い出せます。
  • 明確に名前付けされた範囲は、名前付きの別の範囲がその前に挿入されても影響を受けません。
  • 「名前付き範囲設定」で同じ名前を使用すると、その名前は、新しい範囲を参照するように設定されます (ステートフルなページ内ループに便利です)
既存の名前付き範囲を保持

このプロパティがオンになっていると、既存の名前付き範囲が保持されます。このプロパティがオフになっていると、既存の名前付き範囲については名前付き範囲としてのマークが解除され、検出された範囲のみがこのステップ以降の名前付き範囲になります。