Process Discovery Analyzer

Kofax RPAProcess Discovery Analyzer は、記録された生データを処理し、Kofax Analytics for RPA ダッシュボードの絞り込みデータを生成するためのものです。

Process Discovery Analyzer データベースの接続設定、ランタイム パラメータ、クラスタ設定を指定し、Process Discovery Analyzer ページでデータベース プロビジョニングを実行するための資格情報を指定します。編集が完了したら、[保存] をクリックして設定を保存します。

オプション

説明

[スケジュール設定]

Analyzer の実行方法を選択します。

  • [特定時に実行]: [特定時に実行] フィールドで Analyzer を実行するには、時間値のコンマ区切りリストを hh:mm 形式で設定します。時間は、以下のように指定できます:

    1:00、15:30

  • [定期的に実行]: [実行間隔 (時間)] フィールドで、Analyzer の実行間隔を設定します。

[クラスタ設定]

Process Discovery Analyzer のクラスタ設定を指定します。詳細については、Process Discovery Analyzer クラスタ を参照してください。

クラスタ設定を変更した場合は、マスター ノードを再起動します。別のコンピュータをマスター ノードとして割り当てた場合は、現在のマスター ノードおよび新しく割り当てたマスター ノードを両方とも再起動します。たとえば、現在、クラスタに A、B、および C という 3 つのノードが含まれていて、「A」がマスター ノードになっているとします。この状況で「B」をマスター ノードとして割り当てた場合は、「A」と「B」を再起動します。
  • [マスター アドレス]: IP アドレス (IPv4 のみ)、完全修飾ドメイン名 (myhost.company.com など)、またはクラスタのマスター アプリケーションをホストしているコンピュータのコンピュータ名。ネットワークで DHCP が使用されている場合は、マスター アドレスとしてドメイン名を指定します。

  • [ネットワーク パターン]: これは、クラスタ コンピュータを 192.168.*.*10.*.*.* などの特定のサブネットにバインドするために役立つオプションのパラメータです。異なる IP アドレスを持つ複数のネットワーク インターフェイスをコンピュータで実行している場合は、パターンを入力します。

    次のポートは、標準ポートがネットワークでブロックされている場合にのみ変更する必要があります。

  • [マスター ポート]: マスター アプリケーション ホストのポートを指定します。

  • [マスター Web UI ポート]: マスター アプリケーション ホストのアクティビティ モニター Web インターフェイスにアクセスするポートを指定します。

  • [ワーカー Web UI ポート]: ワーカー アプリケーション ホストのアクティビティ モニター Web インターフェイスにアクセスするポートを指定します。

  • マスター メモリ (GB): マスター プロセスの最大メモリ容量を指定します。マスター ノードの Analyzer ログで outofmemory タイプのエラーが発生した場合は、この設定の値を大きくしてマスター ノードを再起動します。

  • ワーカー メモリ (GB): プロセスの開始時に Apache Spark がワーカー プロセス用に予約するメモリの量を指定します。Process Discovery で使用される Apache Spark クラスタ テクノロジーにより、ワーカー ノードと同様の処理能力とメモリ量を持つコンピュータが暗黙的に使用されます。ワーカー ノードごとに RAM の空き容量が異なる場合は、ノードで利用可能な空きメモリの最小量を指定します。ノードにワーカー プロセス用に予約するための十分なメモリがない場合、ノードは起動されますが、データ分析には使用されません。ノードを確認するには、ブラウザで http://[ワーカーの IP アドレス]:[ワーカーの UI ポート] を開き、ノードで実行中のエグゼキューターがあることを確認します。

重要 マスター ノードとワーカー ノードのメモリ量は、デフォルト設定よりも少なくしないでください。

データベースの設定

Process Discovery Analyzer に対し絞り込みデータを保存するためのデータベース接続設定を指定します。

  • [ホスト]: データベース サーバー名または IP アドレス。Process Discovery の展開に Docker を使用する場合、これが、Process Discovery が Docker コンテナーで実行されるコンピュータとなります。

  • [ポート]: データベースにアクセスするためのポートを指定します。

  • スキーマ: スキーマの名前。

  • [タイプ]: データベースのタイプを指定します。このパラメータは変更できません。

  • [ユーザー名]: Analyzer でデータベースにアクセスするためのアカウント名。

  • [パスワード]: この Analyzer でデータベースにアクセスするためのアカウントのパスワード。

  • テスト ボタン: データベースへの接続を確認します。

[データベースの詳細設定]

Analyzer 実行設定を指定します。

重要 このセクションの設定を変更する場合は、Kofax テクニカル サポートにお問い合わせください。
  • [接続タイムアウト (秒)]: データベース操作のタイムアウト設定。

  • [バッチ サイズの読み取り]: 1 つのトランザクションで Agent データベースから読み取られたイベントの数。

  • [バッチ サイズの書き込み]: 1 つのトランザクションで Analyzer データベースに書き込まれたイベントの数。

データベースのプロビジョニング

資格情報を入力し、データベース スキーマを作成し、[データベースの設定] で指定されたユーザーにアクセス権を付与します。

[データベースの設定] タブで設定を保存するまで、データベースのプロビジョニング ボタンは無効になります。
  • データベース管理者の名前: データベースにアクセスできる管理者アカウントの名前を指定します。

  • データベース管理者のパスワード: 管理者アカウントを保護するためのパスワードを指定します。

  • スキーマの作成 ボタン: 指定した資格情報を使用して、データベースでスキーマを作成します。スキーマが存在する場合は、既存のスキーマを上書きするか、キャンセルするよう求められます。

  • ユーザーにアクセス権を付与 ボタン: 必要なデータベース アクセス権を [データベースの設定] で指定したユーザーに付与します。ユーザーが存在する場合は、既存のユーザーを再作成するか、キャンセルするように求められます。ユーザーを再作成すると、以前のユーザーのアクセス権およびその他のユーザー設定は失われます。