ブラウザの選択

Kofax RPA ではブラウザを使用して、Web サイトまたは Web アプリケーションと通信します。Kofax RPA の Web オートメーション部分には、現在、それぞれ異なる目的に最適化されたクラシック エンジンとデフォルト (WebKit) エンジンという 2 つの異なるブラウザが付属しています。Kofax RPA の Desktop Automation 部分には、Chromium エンジンをベースとした組み込みブラウザが含まれています。

クラシック エンジン ブラウザ
このブラウザは、レガシーの Kofax Kapow 製品との下位互換性を確保するために用意されています。
WebKit ベースのブラウザ
このブラウザでは、アプリケーションの状態 (Web ページ) がロボットの内部に保存されます。これは、サーバー側の状態を維持せず、最新の Web 標準とテクノロジーを実装していない、リソースへの依存度が低いレガシー Web サイト向けのブラウザです。
Chromium ベースのブラウザ (CEF)
これは、Kofax RPA に実装されている最新のブラウザ エンジンです。このブラウザは、状態がサイトに存在する、つまり状態がロボットの外部にある最新の Web サイトで使用する必要があります。このブラウザでのステップの実行は前方への移動に限定され、ブラウザのツール (戻るボタンや進むボタンなど) を使用して Web ページを移動する必要があります。このブラウザは定期的に更新され、最新の Web テクノロジーが含まれます。このブラウザの使用方法の詳細については、Web サイトのアクセスを参照してください。