Web ストレージ抽出

「Web ストレージ抽出」ステップ アクションでは、現在のブラウザ セッションから、ローカル ストレージやセッション ストレージのデータを抽出します。ローカル ストレージやセッション ストレージは、Web サイトで使用することがあり、それによって Cookie に保存可能な量を超える大量データを維持します。抽出した Web ストレージ データは JSON 形式で変数に保存されます。抽出したデータをロボットでさらに処理するには、変数を入力として使用するように設定されていれば、ページ生成 ステップを利用できます。JSON はブラウザ表示に読み込まれ、他のステップを、たとえば、抽出した値をループするために追加できます。

プロパティ

「Web ストレージ抽出」アクションは、以下のプロパティを使用して設定できます。

ローカル ストレージを含める

チェックがオンになっている場合、ローカル ストレージのストレージ アイテムが、抽出データに含まれるようになります。ブラウザでは、ローカル ストレージは、永続 Cookie と同様に、通常、ブラウザ セッションをまたがって存続します。

セッション ストレージを含める

チェックがオンになっている場合、セッション ストレージのストレージ アイテムが抽出データに含まれるようになります。ブラウザでは、セッション ストレージは、セッション Cookie と同様に、通常、ブラウザ ウィンドウまたはブラウザ タブが存在する限り、存続します。

キー パターン

特定のキーのある保存アイテムだけを抽出する場合は、対象のキーにマッチするパターンを指定できます。このフィールドが空欄の場合、キーに関係なくすべてのストレージ アイテムが含まれるようになります。パターンを指定すると、キー全体とマッチする必要があるので注意してください。

ドメイン パターン

特定のドメインに属する保存アイテムだけを抽出する場合は、対象のドメインにマッチするパターンを指定できます。このフィールドが空欄の場合、すべてのドメインのストレージ アイテムが含まれるようになります。パターンを指定すると、ドメイン全体とマッチする必要があるので注意してください。

出力値

抽出したストレージを保存する変数を指定します。ストレージは JSON 形式で抽出されます。