Process Discovery Agents
Process Discovery Agents は、コンピュータにインストールして、指定したアプリケーションのユーザー アクティビティ情報の収集や、データベースへのデータの格納を実行します。
Management Console で、Agent の割り当て先となる、コンピュータを論理的に結合するグループを 1 つ以上作成します (financial_dept、hr_dept、sales_dept など)。Process Discovery Agents をデプロイするときに、Management Console で作成したグループの名前を指定します。
Agent をインストールする前にグループを作成するには、次の手順を実行します。
- Management Console の左側のペインで [設定] を展開し、[Process Discovery グループ] をクリックします。
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[新しいグループを作成] タブでグループ名を入力し、他の設定を指定して、[保存] をクリックします。詳細については、Process Discovery グループを参照してください。
このアクションにより、新しいグループが作成され、新しく作成したグループ設定を含むタブが開きます。
- [Agent データベースのプロビジョニング] セクションで [スキーマの作成] と [ユーザーにアクセス権を付与] をクリックして、データベース プロビジョニングを実行します。
Agent を手動でインストールするには、Kofax_RPA_ProcessDiscoveryAgent_11.1.0.0_[ビルド番号]_x32.msi を実行し、ウィザードの手順に従います。
インストール後に初めて Agent を実行すると、Process Discovery Agent 設定ウィンドウが開きます。Management Console の URL、Process Discovery のグループ名、資格情報などのパラメータを入力して、必要に応じて Management Console にログインします。[記録の開始] をクリックします。
スクリプト ファイルを使用してインストール プロセスを自動化するために、Agent のサイレント インストールを実行することもできます。
- Process Discovery Agents の構成
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Agent 設定を編集するには、通知領域で Process Discovery Agent アイコン を右クリックして、[設定] を選択します。ヘルプ トピックを開くには、通知領域で Process Discovery Agent アイコン を右クリックして、[ヘルプ] をクリックします。
トラブルシューティング
次の手順は、Agent の実行時に発生する一般的な問題を解決する場合に役立ちます。
Agent の実行中に、一般的なコンピュータまたはユーザー コンピュータ上の一部のプログラムの応答が遅くなる場合は、次の手順を実行します。
- Management Console を開き、左側のペインの [設定] で [Process Discovery グループ] をクリックします。
- コンピュータが属するグループのタブを開きます。
- [記録の詳細設定] を見つけて、[最小 UIA ツリー不変期間 (ms)] でタイムアウト期間を長くします。コンピュータが応答するようになるまで、50 ms 刻みで数値を大きくしていきます。
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プログラムがビジネス プロセスの一部ではなく、Agent が無視できる場合は、Management Console でコンピュータが属する Process Discovery グループを開き、[記録設定] の [アプリケーション無視リスト] にプログラムの実行可能ファイルの名前を入力します。
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プログラムがビジネス プロセスの一部であり、Agent が記録する必要がある場合は、それぞれのグループ タブの [記録の詳細設定] の下にある [非 UIA アプリケーション] リストにプログラム名を含めるか、プログラムが応答するようになるまで、上記の一般的に応答が遅いコンピュータに対する手順を実行します。これらの変更によって、プロセスの分析結果が変わる可能性があることに注意してください。
ビジネス プロセス内で Microsoft Excel を使用する場合は、入手可能な最新バージョンを使用することで、より効率的にプロセスを検出できます。