ロボットを REST サービスとして実行できます。これにより、ロボットを任意のプログラミング言語から呼び出すことも、JavaScript を使用してブラウザから直接呼び出すこともできます。

[リポジトリ] > [ロボット] セクションにある、ロボットの コンテキスト メニューで、[REST] をクリックします。

• 使用する方法 (GET または POST) を選択し、リクエストとレスポンスのフォーマットを設定します。入力を必要とするロボットは、POST を使用して呼び出される必要があります。入力なしのロボットは、GET または POST のいずれかを使用して呼び出される必要があります。
• [フォーマット] ボタンを使用すると、テストを行う際のリクエストとレスポンスのフォーマットを設定できます。ただし、サービスをコードから呼び出す場合、フォーマットは Accept および Content-Type HTTP ヘッダーによって制御されます。Accept ヘッダーは、必要なレスポンス フォーマットを指定します。また、Content-Type ヘッダーはリクエスト フォーマットを指定します。

• サービス ウィンドウの [リクエスト] ペインを使用して、リクエストを構築します。[テスト サービス] をクリックしてロボットを実行します。すると、ウィンドウの [レスポンス] ペインに結果が表示されます。

REST サービスは、REST Web サービス呼出アクションを使用してロボットから簡単に呼び出すことができます。

プロジェクトまたはロボット名に非 ASCII 文字が含まれる場合は、URL が適切にエンコーディングされることを確認してください (UTF-8 URL エンコーディング)。これはロボットで自動的に行われますが、サービスをコードから呼び出す場合は、開発者が URL をエンコーディングする必要があります。

サービスとして実行される各ロボットは、リクエスト スレッドを使用します。Management Console が RoboServer に埋め込まれて実行されている場合は、最大 100 件のリクエスト スレッドを使用できます。これらの 100 件のスレッドは、Management Console にアクセスするユーザー、Design Studio からのアップロード、リポジトリ API など、すべてのタイプの HTTP 要求に使用されます。より多くの同時 REST サービスを実行する必要がある場合は、スタンドアロン バージョンの Management Console を Tomcat にインストールして、リクエスト スレッドの数を制御できるようにします。