JavaScript の実行

このアクションは現在のページ上の JavaScript またはユーザー自身のカスタム JavaScript を実行します。

大半のステップ アクションは該当する JavaScript を操作の一部として自動的に実行するため、JavaScript を実行する特別な必要性がない限り、通常、[JavaScript の実行] アクションを使用する必要はありません。

[JavaScript の実行] アクションは HTML に JavaScript を含める次の方法をサポートしています。

  • 実行される JavaScript の複数行を含めることができる <script> タグ。外部 JavaScript ファイルを参照することもできます。
  • 特殊属性としてタグに出現する可能性があるイベント ハンドラ。onClick や onMouseOver のように必ず「on」で始まります。JavaScript からイベント ハンドラーをアタッチして HTML ソース上で見えなくすることもできます。
  • <a href="javascript:open()"> など、URL を含めることができるタグ属性の値と共に JavaScript: <a href="javascript:open()"> などの URL が存在する可能性のある、タグ属性の値を持ったプロトコル

プロパティ

次のプロパティを使用して [JavaScript の実行] アクションを設定できます。

JavaScript

このプロパティでは実行したい JavaScript を指定します。

  • すべての <script> タグ内の JavaScript は、現在のページ内のすべての <script> タグを実行します。
  • 選択された <script> タグ内の JavaScript は 1 つの検出された <script> タグを実行します。
  • URL 内の JavaScript は JavaScript: Protocol による指定に従って JavaScript URL 内の JavaScript を実行します。
  • イベント ハンドラー内の JavaScript はタグに含まれたイベント ハンドラー内の JavaScript を実行します。実行する必要のある特定のイベント ハンドラをドロップダウン ボックスから選択する必要があります。
  • カスタム JavaScript はユーザー自身のカスタム JavaScript を実行します。
  • エクスプレッションからのカスタム JavaScript はユーザー自身のカスタム JavaScript を実行します。これは、固定テキストの代わりにエクスプレッションを入力できる点を除いて、カスタム Javascript と同様です。JavaScript 関数のリストについては、「JavaScript を使用して変換」を参照してください。
次の時に続行
ステップに待機基準を追加します。待機基準がいくつかある場合、いずれかの待機基準が満たされたときに実行が停止します。同一のロードで表示される 2 つの HTML エレメントを待機しているときや、メイン フレームのエレメントを待機しているときなど、[初期ページ読込完了] が設定されている場合は、複数の満たされた待機基準がある可能性があります。詳細については、待機基準の使用 を参照してください。
オプション

ステップのオプションをロボットのオプションよりも優先させることができます。オプション ダイアログでアスタリスクが付いているオプションは、ロボットの設定のオプションに優先します。その他すべてのオプションはロボットに対して指定されているものと同じになります。