スニペット ステップ

スニペット ステップはスニペットをロボットに挿入するために使用されます。スニペットは、1 つのロボットまたは複数のロボット全体で複数回再利用できる、ロボットのサブパートです。スニペットは、複数の結合されたステップおよび変数のセットという 2 つの部分から構成されます。スニペット ステップを介してスニペットがロボットに挿入されると、スニペットのステップがスニペット ステップの場所に挿入され、スニペットの変数がロボットの変数に追加されます。

スニペット ステップは グループ ステップ と似ています。グループ ステップと同様に、スニペット ステップの左上隅には展開/縮小 (+/-) アイコンがあります。このアイコンをクリックするとスニペット ステップが展開/縮小され、グループ ステップと同様に、挿入されるステップは 1 つの入口ポイントと 1 つの出口ポイントを持っていなければなりません。ただし、グループ ステップと異なり、スニペット ステップ内部のステップが変更されると、対応するスニペットが変更され、そのスニペットを参照するその他すべてのスニペット ステップがスニペット ステップに含まれているステップを変更します。

プロパティ

スニペット ステップは、[基本] タブと [スニペット] タブの次のプロパティを使用して設定します。

ステップ名

これはステップの名前です。ここにステップ名を入力すると、ステップの下のロボット ビューに名前が表示されます。ステップ名が入力されていない場合は、代わりにスニペットの名前が表示されます。この場合、名前に下線が付きます。

ステップのコメント

これはスニペット ステップを説明するコメントです。これはスニペット自体を説明するコメントではありません。スニペットのコメントは、スニペットがエディターで開かれているときにスニペット上で直接編集する必要があります。

スニペット

これはスニペットの名前です。スニペット ステップが含まれているロボットと同じプロジェクト内部のその名前のスニペットを参照します。別の名前を選択すると、新しいスニペットがスニペット ステップの場所に挿入されます。スニペットにコメントがある場合は、ここに表示されます。

[開く] をクリックすると、ステップが参照するスニペットを開くことができます。スニペットが新しいタブで開きます。

XML データ マッパーを開く(X)

[XML データ マッパー] ダイアログを開きます。詳細については、「XML データ マッパー」セクションを参照してください。