スクロール

このアクションでは、ページやタグのスクロールをエミュレートします。これが特に有効なのは、ページまたはコンテンツのタグをスクロールして初めてフル コンテンツが表示されるサイトです。スクロール ステップでは、ブラウザ表示内でのスクロール バーの位置を変更しませんので注意してください。

最も一般的なところでは、「スクロール」ステップ アクションの使用目的は、ドキュメント全体のスクロールです。この場合、タグ ファインダをステップに追加することはできません。独自のスクロール バーを備える特定のタグをスクロールするには、そのタグを選択するタグ ファインダを追加します。

プロパティ

「スクロール」アクションは、次の各プロパティを使用して設定できます。

水平スクロール

現在のスクロール位置を基準とする、右へのスクロールのピクセル数を指定します。左にスクロールするには、負の数を指定します。値セレクターを使用してさまざまな方法で値を指定することができます。

垂直スクロール

現在のスクロール位置を基準とする、下へのスクロールのピクセル数を指定します。上にスクロールするには、負の数を指定します。値セレクターを使用して複数の方法で値を指定することができます。

次の時に続行
ステップに待機基準を追加します。待機基準がいくつかある場合、いずれかの待機基準が満たされたときに実行が停止します。同一のロードで表示される 2 つの HTML エレメントを待機しているときや、メイン フレームのエレメントを待機しているときなど、[初期ページ読込完了] が設定されている場合は、複数の満たされた待機基準がある可能性があります。詳細については、待機基準の使用 を参照してください。
オプション

ステップのオプションをロボットのオプションよりも優先させることができます。オプション ダイアログでアスタリスクが付いているオプションは、ロボットの設定のオプションに優先します。その他すべてのオプションはロボットに対して指定されているものと同じになります。