クラスタの状態の変更

[ステータス] 列で、クラスタを次のいずれかの状態に設定できます。実行中または一時停止

クラスタの状態

説明

実行中

通常クラスタは、想定通りに実行されるスケジュールおよび個別のロボットによって動作します。クラスタ設定は RoboServers に適用されないため、スケジュール実行中に設定が変更されることはありません。

一時停止

クラスタは新しい実行要求を受け入れることができず、RoboServers は現在のすべての実行を完了することができません。クラスタ設定は変更できます。たとえば、データベース マッピングは変更できます。

新しい設定をクラスタに適用すると、[「クラスタ設定を適用」] ダイアログ ボックスが表示され、続行するためのオプションが示されます。

実行中と一時停止以外にも、クラスタは次のいずれかの状態になります。

  • 初期化中

  • シャット ダウン中

  • 無効な設定

  • RoboServer に設定を送信中

  • スケジュールとロボットが終了するまで待機します

  • 現在実行中のロボットが終了するまで待機します

  • すべてのロボットとスケジュールを停止し、すぐに設定を適用します

クラスタの状態は、クラスタ レベルにのみ関連します。このようにクラスタの状態は、Management Console がクラスタでタスクを実行できるタイミングを制御する方法です。ただし、個別の RoboServers は制御しません。これは、API から起動されたロボットが、一時停止状態に切り替わる際に停止しないことを意味します。そのため、RoboServer の設定は、API ロボットの実行中に更新することができます。ただし、ロボットの設定は実行中に更新されないことが保証されています。たとえば、1 つ以上の API ロボットの実行中にデータベースが更新された場合、ロボットは開始時に設定されたデータベースを使用します。そして、次回の実行時に、ロボットは新しい設定を使用します。