プロファイリング

ロボットのプロファイリングを有効化すると、個々のステップおよびロボット全体の実行時間を確認することができます。これは、速度の遅いロボットがあり、そのパフォーマンスを向上させる必要がある場合に非常に役立ちます。

プロファイリングは、以下のプロパティを使用して設定します。

プロパティ

説明

出力タイプ

[概要] を選択した場合は、実行をまとめた、1 つのステートメントのみが、各ロボットの実行のプロファイリング ログに書き込まれます。

[詳細] を選択すると、ステップの実行時間が [閾値] プロパティで定義されているものを超える場合、ロボットで実行された各ステップのプロファイリング ログに詳細なステートメントが書き込みされます。

詳細ログには、ロボットのパフォーマンスを分析および改善するのに役立つ次の情報が含まれています。

  • リモート デバイスの待機時間 (ミリ秒単位)。

  • 実行されたステップの名前。Desktop Automation ステップでは、ステートメントの前に DA が付きます。

  • ステップの実行時間 (ミリ秒単位)。

  • KCU ポイント コスト。

  • 利用可能な KCU ポイントの待機時間。

  • ロボットの実行時間 (ミリ秒単位)。

  • ロボットのロード時間 (ミリ秒単位)。

  • 合計待機時間の要約。

出力ターゲット

プロファイリング情報の送信先を制御します。

閾値

このしきい値は、プロファイリング情報に必ず含まれるようにするためのステップの最小の実行時間 (ミリ秒) を定義します。

URL のログ

これをチェックすると、ページの URL が、ページのロード待ち時間の前に表示されます。