プロトコル

プロトコルは RoboServer と通信するメカニズムを定義します。現在、Kofax RPA は 3 つのプロトコルに対応しており、それぞれ独自のメリットとデメリットが存在します。

プロトコル

説明

ソケット

TCP ソケットを使用して RoboServer と通信します。これはシンプルな低レベルのプロトコルであり、プラットフォームに応じて、XML または Java の二進表現を使用します。以下のプロパティの説明を参照してください。

ランダム配分

プロトコルのリストを与えると、クライアントがリクエストを行うたびに、現在利用可能としてマークされているかどうかに基づきプロトコルの中の 1 つが選択されます。リストで指定される 1 つ以上の RoboServers が利用できる場合、これによって簡単なフェイルオーバーが提供できます。ランダム配分プロトコルは明示的なロード バランシングを実行しているわけではありませんが、その目的のために使用できます。以下のプロパティの説明を参照してください。

プロパティ

プロトコルは次のプロパティを使用して設定します。

ソケット

ホスト名

RoboServer が配置されているホスト マシンの名前。

ポート番号

RoboServer がリスニングするポート番号。デフォルトのポート番号は 50000 です。

ランダム配分プロトコル

切断されたら再試行

このオプションを有効にすると、透過的なフェイルオーバーがサポートされます。リクエスト処理中に RoboServer との接続が失われると、このプロトコルによって、リクエストがリストの別の RoboServer に再送信されます。これが正しく動作するには、そのロボットが「冪等」、つまりロボットの起動が繰り返されても一台のロボットと同じ効果を持っていなければなりません。通常、これは、アクセスするサイトで永久的な変更を行わないロボットに当てはまります。

プロトコル

リクエストを配分するプロトコルのリスト。ランダム配分ポリシーは、個々のリクエストの取り扱いに対してランダムにプロトコルを選択します。

Kofax RPA にインストールされているプラグインに応じて、他のプロトコルを使用することもできます。