URL 抽出
タグから URL を抽出して、それを変数に保存します。URL が相対の場合は、現在のページの URL を使用して、絶対 URL に変換します。
URL は属性から、たとえば、href 属性付きの <a> タグから抽出できます。また、タグをクリックしたときのように抽出できます。たとえば、onClick イベント ハンドラで新規ページを読み込んだり、フォームを送信したりするボタンの場合などです。タグが <form> タグの場合、アクション属性の値が抽出されるか、またはフォーム送信に対応する URL (および、POST メソッドの使用時にも) が抽出されます。
プロパティ
「URL 抽出」アクションは、次の各プロパティを使用して設定できます。
- 抽出方法
-
抽出を行う方法を決めます。
- 自動
-
URL の抽出方法を自動的に決めます。
- タグ属性から
-
以下のタグについては、URL をタグの関連属性から直接抽出できます。
- <a>
- <area>
- <form>
- <frame>
- <iframe>
- <script>
- <img>
- <input type="image">
- <param>
- <link>
- <meta>
- タグに Background 属性がある場合の <body>、<table>、<tr>、<td> または <th>
「タグ属性から」の抽出には、さらに 2 つの別のプロパティがあります。
- JavaScript URL の実行
-
タグ属性に JavaScript URL が含まれ、このプロパティのチェックがオンになっている場合、非 JavaScript URL が読み込まれると見なして JavaScript URL が実行されます。ただし、実際の読込は行いません。このプロパティのチェックがオフになっている場合、JavaScript URL 自体を抽出します。
- 絶対 URL に変換
- このチェックがオンになっている場合、相対 URL を絶対 URL に変換します。
- 読み込まずにクリック
-
URL を、タグをクリックしたときのように抽出できます。ただし、読込は行いません。これは、onClick / onMouseDown / onMouseUp のイベント ハンドラ付きのタグや、フォームを送信するボタンに効果的です。
- 読み込まずにフォーム送信
-
URL を、フォームを送信したときのように抽出できます。ただし、実際の要求を Server に送信することはありません。このタイプの抽出は、<form> タグに限り適用できます。[送信] ボタンを使用して送信するには、代わりに「読み込まずにクリック」抽出を選択します。この場合は [送信] ボタンを検知タグとして使用します。
- 変数
-
抽出済み URL を保存するための変数。
- オプション
-
ステップのオプションをロボットのオプションよりも優先させることができます。オプション ダイアログでアスタリスクが付いているオプションは、ロボットの設定のオプションに優先します。その他すべてのオプションはロボットに対して指定されているものと同じになります。