コマンド ライン実行

このアクションはコマンド ライン (外部プログラム) を実行します。

プロパティ

次のオプションを使用して [コマンド ライン実行] を設定できます。

コマンド ライン

実行するコマンド ライン。値セレクターを使用して値を設定します。Windows では "cmd.exe /C" の引数としてコマンド ラインを使用できます。その他のプラットフォームでは、"/bin/sh -c" の引数としてコマンド ラインを使用します。

抽出

プログラムがコンソールにテキストを書き込むと、テキスト抽出はここで設定されます。オプションを以下に示します。

  • "Nothing" は何も抽出しません。
  • "Stdout" は stdout に書き込まれたテキストを抽出し、変数に保存します。
  • "Stderr" は stderr に書き込まれたテキストを抽出し、変数に保存します。
  • "Separate stdout and stderr" は stdout と stderr に書き込まれたテキストを抽出し、2 つの別々の変数に保存します。
  • "Joined stdout and stderr" は stdout に書き込まれたテキストを抽出し、1 つの変数に保存します。

プログラムが非 ASCII 文字をコンソールに書き込む場合は、テキストの読込に使用されるエンコーディングを指定できます。Windows の西ヨーロッパ バージョンでは、たいていの場合、コンソールは "Latin-1, MS-dos, with Euro" とも呼ばれる cp858 を使用します。その他のプラットフォームでは、たいていの場合、コンソール テキストを読み取るときに utf-8 をエンコーディングに使用する必要がありますが、これは環境に固有です。

ここに終了コードを保存

終了コードの保存先となる変数を指定します。プログラムは実行を終了すると、実行の状態を示す終了コードを返します。0 は成功を意味し、その他の値は何らかのエラーを示しますが、エラーの意味はプログラムに固有です (ただし、ある程度の合意はあります。例えば、値 2 は通常「ファイルが見つかりません」を意味します)。変数が指定されていない場合、終了コードは破棄されます。

デザイン モードで実行

これが有効になっていると、アクションは Design Studio 内部のデザイン モードでも実行されます。これが無効になっていると、ロボットをデザイン モードでナビゲートするときにアクションは何も実行しません。

プログラムは作業ディレクトリと環境を Design Studio から継承します。
ステップにタイムアウトはなく、ステップは外部プログラムが完了するまで待機します。