ロボット ライブラリ

ロボット ライブラリは、Kofax RPA のロボットおよびタイプのコレクションです。ロボットを実行する要求を受け付けると、RoboServer は、そのロボットと関連するタイプをロボット ライブラリの中から検索します。

ロボット ライブラリは、RoboServer API を介してロボットを実行する場合のみ使用できます。

ロボット ライブラリ

説明

デフォルト ロボット ライブラリ

RoboServer は、現在のプロジェクト ロボット ライブラリを使用してロボットおよびタイプを検索します。

そのため、開発中のロボットが修正されるごとに、その変更がすぐに利用できて非常に便利です。

URL にあるロボット ライブラリ ファイル

RoboServer は、URL からライブラリを 1 度読み込み、その後しばらくの間ライブラリをキャッシュします。キャッシュ タイムアウトは、展開記述子にあるキャッシュ タイムアウト属性で制御できます。以下のプロパティの説明を参照してください。

要求に埋め込まれたロボット ライブラリ

このオプションで、RoboServer に送られるすべての要求の中にロボット ライブラリを埋め込みます。その後、RoboServer は、要求を満たすために必要なロボットおよびタイプをこのライブラリを使用して抽出します。

URL のロボット ライブラリ フォルダ

指定した URL に関連するロボットを検索するように、RoboServer に指示を与えます。

以下のプロパティの説明を参照してください。

プロパティ

以下のプロパティを使用してライブラリを設定します。

URL にあるロボット ライブラリ ファイル

URL

ロボット ライブラリ パッケージの場所。

キャッシュを許可

このオプションを有効にすると、RoboServer でロボット ライブラリをキャッシュできるようになります。RoboServer で URL のコンテンツのキャッシュが許可されていない場合、RoboServer は要求を受信するたびに URL のコンテンツを取得します。この機能は、ロボット開始までの時間を削減できるため、大きなロボット ライブラリをお使いの場合に非常に便利です。

キャッシュのタイムアウト

RoboServer がロボット ライブラリをキャッシュするために許可された秒数。「キャッシングを許可」プロパティが有効でない場合は、この設定も無効になります。

URL のロボット ライブラリ フォルダ

URL

関連ロボットを検索する URL。