ファイル出力

このアクションは新しいファイルを書き込むか、既存のファイルに追加します。

オプションの [デザイン モードで実行] が選択されている場合は、Design Studio においてデザイン モードで実行している際にのみファイルが書き込まれます。

指定のファイルが存在するかどうかをテストするには、ファイル有無判定アクションを使用します。

CSV (コンマ区切りの値) ファイルを書き込む必要がある場合は、以下の 2 つの方法で行うことができます。「CSV に追加」データ コンバータを使用して各ラインを作成して、ファイル出力で 1 度に 1 ラインずつファイルを書き込みます。あるいは、必要なファイル コンテンツを 1 度に 1 ラインずつグローバル変数で構築し (再び「CSV に追加」データ コンバータを利用)、ファイル出力を末端で使用して (別の分岐で)、1 つのピースでファイルを書き込みます。

ファイル コンテンツを保持するグローバル変数を変更するには、変数自体を指定している「変数を取得」データ コンバータから入力を取得する変数の割当アクションを使用します。これは、「CSV に追加」データ コンバータの後に続きます。

プロパティ

ファイル出力アクションは、以下のプロパティを使用して設定できます。

ファイル名

ファイル名。名前は、値セレクターを使用していくつかの方法で指定できます。名前は絶対パス名でなければなりません。該当する場合はドライブ名とファイルへのディレクトリ パスを含めます。

ファイル コンテンツ

ファイルに書き込むコンテンツコンテンツは、値セレクターを使用して複数の方法で指定できます。このコンテンツは、バイナリ データまたはテキストのいずれかです。後者の場合、[ファイル エンコーディング] プロパティで選択される文字のエンコーディングは、バイトとしてテキストをエンコーディングするのに使用されます。CSV、XML、および JSON ファイルにファイル コンテンツを指定するためにコンバータを使用する方法については、上記を参照してください。

ファイル エンコーディング

ファイルに書き込むコンテンツがテキストである場合、このプロパティは、テキストをバイトしてエンコーディングするために使用する文字エンコーディングを指定します。

ファイルに追加

新しいファイルが常に作成される (同じ名前を持つ既存のファイルを上書きする) ようにする必要があるかどうか、または、ファイルが既に存在する場合に、コンテンツがファイルに追加されるようにする必要があるかどうかを指定します。ファイルに追加は、ファイルの形式に関係なく、既存のファイルの末端に新しいコンテンツのみを追加します。そのため、このオプションは、テキスト変数とともにのみ使用される必要があります。

ディレクトリを作成

新しいファイルを作成する前に、そのファイル パス上に必要なディレクトリを作成するかどうかを指定します。選択されず、パスにディレクトリが存在しない場合、アクションは失敗します。

デザイン モードで実行

これが有効になっていると、アクションは Design Studio 内部のデザイン モードでも実行されます。これが無効になっていると、ロボットをデザイン モードでナビゲートするときにアクションは何も実行しません。