RDP 接続の使用

リモート デスクトップ セッションを使用するセッション管理の方が標準ログイン セッションよりも優先する場合は、RDP 接続を介してデバイスに接続できます。

前提条件
RDP を使用するには、環境がスクリーン ロック機能の要件に適合する必要があります。
  1. Desktop Automation サービスをリモート デバイスにインストールします。サービスがシングル ユーザー モードで動作するように構成し、トークンを指定します。Desktop Automation エージェントの設定を参照してください。

  2. Desktop Automation ワークフローでは、ステップ画面を開く を挿入します。

  3. 「開く」ステップでは、[デバイス] リストで [ローカル] を選択し、rdp://admin:AdminPassword@Server1 のように、RDP 接続用の URI を指定します。

    ロボットが「開く」ステップを実行すると、RDP 接続が確立されます。

特定のデバイスへの RDP 接続は同時に 1 つしか存在できませんが、異なるデバイスへの RDP 接続は複数併存できます。同じデバイスに新たに RDP を接続すると、このデバイス上の既存の RDP 接続はすべて閉じられます。

デバイスがスタティック リファレンスの場合は、RDP 接続が確立された後に、レコーダー ビューに使用可能なアプリケーションが表示されます。

デバイスがダイナミック リファレンスの場合は、リモート デバイスを自動化するためにデバイスへの接続ステップが必要になります。タイムアウト設定と再試行を複数回実行し、RDP 接続を確認することをお勧めします。このステップを実行すると、レコーダー ビューに使用可能なアプリケーションが表示されます。

RDP 接続が確立されていることを確認するには、Windows のタスクマネージャで kapowlock プロセスを探します。プロセスが、ロボットを実行しているコンピュータ上のプロセスのリストに存在する場合、接続はアクティブです。