タイプ設定

タイプ エディタのメイン ビューでは、タイプのさまざまなプロパティを編集できます。これには、タイプの属性、タイプの種類、タイプに付いているコメント (オプション)、およびストレージ名 (オプション) が含まれます。

タイプには、有効な名前が必要です。この名前は、対応するタイプのファイル名で構いません。この名前には、文字、数字、アンダースコアのみを含める必要があります。名前は、文字またはアンダースコアで始まる必要があります。また、プロジェクトにおいて一意である必要があります。タイプの名前は、ストレージ名が明確に設定されている場合を除き、ストレージ名として使用されます (以下を参照)。

タイプには、タイプ エディタで設定できる以下のプロパティが含まれます。

属性

タイプに追加される属性がテーブルに表示されます。新規属性を追加するには、テーブルの下の [新規属性の追加および設定] をクリックします。属性を除去するには、属性の入力されている行を選択して、[属性除去] ボタンをクリックします。属性を設定するには、[属性の設定] ボタンをクリックします。属性の追加または設定を行う際には、[属性の設定] ダイアログが自動的にポップ アップします。スペース節約のため、テーブルのすべての列がデフォルトで表示されるわけではありません。表示する列を変更するには、任意の列の名前を右クリックします。

タイプの種類

タイプの種類の選択は、下位互換性のために用意されています。通常、「標準タイプ」のタイプの種類が使用されます。つまり、このプロパティの設定は不要です。ドロップ ダウンでは、以下の選択肢を利用できます。

  • 標準タイプは、タイプが標準であることを表します。

  • データベース出力タイプ (レガシ) は、タイプがデータベース出力タイプであることを表します。これは、7.2 以前のバージョンの Kofax RPA で作成されたデータベースにデータを保存する際に必要です。このタイプの種類は、下位互換性目的のみを対象とします。データベース出力タイプには、最低でも示されている属性タイプを持つ、以下の属性が必要です。

    属性名

    属性タイプ

    robotId

    整数

    robotRunId

    整数

    refindKey

    再検索キー

    firstExtractionDate

    日付

    latestExtractionDate

    日付

    extractedInLatestRun

    ブール値

    これらの属性が必須となる理由は、データベース出力タイプの変数から抽出された値がストレージに保持される場合、Kofax RPA がデータベースにおいて同じ 'refindKey' を持つ値の検索を試行するためです。このような値が存在する場合は更新されます。存在しない場合は、抽出された値が挿入されます。 'firstExtractedDate' は、初めて値が抽出されたときの日付と時刻です。また、'latestExtractedDate' は、抽出された値が最後に挿入または更新されたときの日付と時刻です。 'extractedInLatestRun' は、値が最新のロボット実行で抽出された場合に 'true' となります。これら必須の属性の一部がデータベース出力値タイプから不足していると、そのタイプは無効となります。タイプ エディタは、この場合に警告を表示し、不足している属性の追加についての可能性を表示します。

コメント

ここでは、オプションのコメントをタイプに追加できます。コメントは、タイプ エディタでのみ表示されます。

ストレージ名

ここでは、このタイプの変数から値 (例:データベースのテーブル名、または XML のタグ名) を格納する際に使用する名前を設定できます。このフィールドを空欄にすると、タイプの名前が、ストレージの代わりに使用されます。タイプの使用目的によっては、ストレージ名に制約が加えられることがあります。たとえば、タイプの値がデータベース データ登録されることになっている場合、使用する予定のデータベースのいくつかのキーワードと同じストレージ名を使用することは避ける必要があります。