デフォルトのロボット設定から変更を表示

ロボット設定の非標準部分を表示することが難しい場合があります。たとえば、ページ読込 ステップにデフォルト値の 60.0 よりも長いタイムアウトが割り当てられている場合があります。非標準の設定を調べるには、Design Studio の内部を移動して、デフォルトの設定から変更されているプロパティを見つけることが必要な場合があります。また、すべてのプロパティのデフォルト値を覚えておく必要があります。

Design Studio で、変更の表示を使用すると、これらの手動の手順を実行しなくて済みます。次の図に示すように、特定のデフォルト値が定義されているプロパティは、値が変更されると、プロパティ名の横のアスタリスク * でマークされます。


デフォルト オプション

タブにもアスタリスクが表示されていることに注意してください。このアスタリスクは、タブのいずれかのプロパティが変更されたことを示します。

プロパティ名またはアスタリスクを右クリックし、値をデフォルト値にリセットします。通常、コンテキスト メニューにはデフォルト値が表示されます。


デフォルト オプション、すべてのローディング

上記の図は、[オプション] ダイアログ ボックスの [各試行のタイムアウト] プロパティを示しています。

変更の表示は、ステップ オプションの設定に使用された場合、[オプション] ウィンドウで異なる動作をします。通常、次の 2 つの場所でオプションを設定できます。

  • ロボットの設定から
  • これらのオプションに依存している場合があるステップで

いずれの場所でも、ボタンをクリックし [オプション] ウィンドウを開いてオプションを設定しますが、それぞれの状況に対して、デフォルト値は異なります。ロボットの設定からウィンドウを開いた場合、デフォルト値はアプリケーションの固定デフォルト値であり、Design Studio によって提供される値が表示されます。ステップの設定からウィンドウを開いた場合、デフォルト値は、ロボットの設定の下で定義されている値 (ロボットのデフォルト値) です。つまり、ステップでオプション値が明示的に変更されていない限り、ステップは、ロボットの設定からオプション値を継承します。たとえば、ロボットの設定で [Cookie の有効化] オプションがオフになっている場合、ステップでこの設定を明示的に変更していない限り、このオプションに依存するすべてのステップでもこの設定が使用されます。ステップ オプションのアスタリスクは、ロボットの設定で定義されている値とは異なる値がステップで使用されることを示します。ステップで使用される値が、アプリケーションのデフォルト値と必ずしも異なるとは限りません。

ステップの [オプション] ダイアログのアスタリスクが、ロボットの設定の [オプション] ウィンドウの場合とは異なる意味を持つ別のケースがあります。ステップの [オプション] ウィンドウのオプションの場合、アスタリスクは、任意のオプションが意図的に固定値に設定されていることを意味します。この固定値が、ロボットの設定の対応する値と必ずしも異なるとは限りません。また、この値は、ロボットの設定の対応する値を変更しても影響を受けません。たとえば、最初にステップの [各試行のタイムアウト] プロパティが 120 に、ロボットの設定の下にある対応する値が 60 にそれぞれ設定されている場合、アスタリスクがオプションの横に表示されます。ロボットの設定の値が 120 に変更され、2 つの値が実際に同じになった場合でも、ステップの値は引き続きアスタリスクでマークされます。ロボットの値が 120 から再度変更された場合は、ステップの値は 120 のまま変化しません。コンテキスト メニューを使用して、またはダブルクリックしてステップの値をデフォルト値 (ロボットの設定からの値) に戻した場合、ステップの値にはロボットの構成の値が使用され、以降は、加えられた変更があればそれらに従った値になります。

デフォルト値が他の設定の選択に依存するもう 1 つの状況は、エラー処理ステップの設定に適用されます。