データベース データ抽出

過去にデータベース データ登録したコンプレックス タイプの値を検知します。値を検知しない場合はエラーが生成されます。値を検知すると、その値が読み込まれます。データベース接続の設定は「設定」で行います。

プロパティ

「データベース データ抽出」アクションは、次の各プロパティを使用して設定できます。

データベース

値を検知するデータベース。値は、設計時に選択またはハード コーディングできます。あるいは、データベースの名前は、実行時に変数、エクスプレッション、またはコンバータを使用して動的に構築できます。ロボットの実行時にこの名前のデータベースが存在しない場合は、エラーが発生します。

変数

検知した値の読込先となる変数を選択します。値を保存した後で、保存可能な属性がそのタイプに追加された場合は、「データベース データ抽出」を使用してその値を読み込むことはできません。この変数は標準のコンプレックス タイプでなければなりません。7.2 より前に存在した特殊なデータベース出力タイプではありません。

キー

検知する値に対する固有キー。このキーは、値を保存したときに使用したものでなければなりません。このキーは「データベース キーの一部」としてタイプで定義された可能性があります。または、変数、エクスプレッション、またはコンバータを使用しても定義できます。所定のキーを持つ値が存在する場合、その値をデータベースから読み込んで変数に入れます。所定のキーで保存された値がない場合、エラーが生成されます。このエラーは他のエラーと同様に処理できます。

空の属性だけを上書き

このオプションが有効な場合、空の属性だけを、データベースから読み込んだ値で上書きします。これによって、「データベース データ抽出」の使用前にデータを抽出できるようになり、抽出した属性の値を上書きしないようにできます。