一部のフォームには、ファイルのアップロードに使用できるファイル フィールドが含まれています。ファイル フィールドは、次のような、<input> タグのタイプのファイルで定義されます。

     <INPUT type="file" name="attachedFile">

ファイル選択アクションでは、ファイル フィールドを使用してファイルをアップロードする方法が 2 つあります。

1. 1 つ目は、ファイル システムからファイルをアップロードする方法です。このアップロードを実行するには、リストから [ローカル ファイル システム内のファイル] を選択し、ファイル名を入力します。フォームを送信すると、指定したファイルがファイル システムからロードされ、フォーム送信の一部としてアップロードされます。

   注 ファイル名は、ドライブ名 (ある場合) とファイルへのディレクトリ パスを含む絶対ファイル名である必要があります。

2. 2 つ目の方法はファイルをアップロードする最も一般的な方法で、ファイル システムからファイルをロードする代わりに、アップロードするファイル コンテンツを指定します。これを行うには、リストから [変数に含まれるファイル] を選択します。次に、ファイル コンテンツ リストからファイル コンテンツを保持している変数を選択することもできます。通常、以前にターゲット抽出アクションを使用してファイルをダウンロードしたバイナリ変数から、または以前に抽出したテキストを含む変数からコンテンツを取得します。

オプションで、ファイルのコンテンツ タイプとファイル名を指定できます。コンテンツ タイプは、MIME タイプのコンテンツである必要があり、オプションで文字セットが続きます。あらかじめ定義されたいずれかのコンテンツ タイプを使用できます。コンテンツ タイプを属性から取得するか、カスタム コンテンツ タイプを指定します。たとえば、画像の場合、コンテンツ タイプは以下のようになります。

     image/gif

プレーン テキストの場合、コンテンツ タイプは以下のようになります。

     text/plain; charset=iso-8859-1

ターゲット抽出を使用してファイルをダウンロードする場合、ダウンロードしたデータのコンテンツ タイプとファイル名を他の変数に格納できることに注意してください。これで、ファイル選択アクションでファイルをアップロードするときに、この情報を使用できます。