クラスタ モードの変更

クラスタには、以下の 2 種類のモードを設定できます。実行中または一時停止一時停止モードは、何も実行されていないモードにクラスタを設定するのに使用します。重要なのは、特定のスケジュール内のすべてのロボットで同様の設定を確実に使用し、その設定がスケジュール実行中に変更されないようにクラスタ設定を更新できるということです。各モードについて、以下の表で説明します。

クラスタ モード

説明

実行中

通常クラスタは、想定通りに実行されるスケジュールおよび個別のロボットによって動作します。クラスタ設定は RoboServer に「適用」されないため、スケジュール実行中に設定が変更されることはありません。

一時停止

クラスタは、新しい実行リクエストを受け入れることはできません。また、RoboServer は現在のすべての実行を終了します。クラスタ設定は変更できます。たとえば、データベース マッピングは変更できます。

  1. クラスタ リストの上の [クラスタ モードの変更] をクリックします。

    [クラスタ モードの変更] ウィンドウが表示されます。

    また、リストのクラスタを右クリックして、適切なサブメニュー アイテムを選択できます。
  2. [クラスタ] フィールドで、変更するクラスタを選択します。
  3. [クラスタ モード] フィールドで、一時停止モードに移行するためのに一時停止オプションを選択します。

    名前が示すように、クラスタ モードが関連するのはクラスタ レベルにおいてのみです。このようにクラスタ モードは、クラスタでタスクを実行できる場合に Management Console を制御するための方法です。ただし、個別の RoboServer は制御しません。これは、API から起動されたロボットが、一時停止モードに切り替わる際に停止しないことを意味します。そのため、RoboServer の設定は、API ロボットが実行している際に更新することができます。ただし、ロボットの実行中は、ロボットによって設定が更新されないことが保証されます。たとえば、1 つ以上の API ロボットの実行中にデータベースが更新されるような場合、ロボットはその実行が開始された時点でに設定されていたデータベースを使用します。そして、ロボットは次の実行時に新しい設定を使用します。