このトピックでは、Management Console で変更したデータベース タイプを追加する手順について説明します。例として、Windows 統合セキュリティを必要とする Microsoft SQL Server を追加します。

1. Management Consoleで、[管理] > [設定] タブに移動し、[データベース タイプ] をクリックします。
2. [データベース タイプの追加] をクリックします。
3. 次の値を指定します。
   • 名前：Microsoft SQL Server (統合セキュリティ)
   • JDBC ドライバ：com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
   • 接続 URL テンプレート：jdbc:sqlserver://${ServerName};databaseName=${Schema};integratedSecurity=true
   • [データベース タイプ] リストで [Microsoft SQL Server] を選択します。

   [保存] をクリックして、データベース タイプをリストに追加します。

4. Microsoft の Web サイトから "Microsoft JDBC Driver 4.0 for SQL Server" をダウンロードして、ディスク上のフォルダに抽出します。
5. sqljdbc_auth.dll を Kofax RPA インストール フォルダの \lib ディレクトリにコピーします。ファイルは、Microsoft JDBC Driver 4.0 for SQL Server\sqljdbc_4.0\enu\auth\x64 または \86 フォルダの下の抽出したフォルダ内にあります。

   他のコンピュータで RoboServer が実行されている場合、各 RoboServer に sqljdbc_auth.dll をインストールする必要があります。

6. sqljdbc.jar ファイルを Management Console にアップロードします。[管理] > [設定] タブで [データベース ドライバ] を選択し、[ドライバ Jar ファイルのアップロード] をクリックします。対応する JDBC ドライバを参照します。.jar ファイルは、Microsoft JDBC Driver 4.0 for SQL Server\sqljdbc_4.0\enu の下にある抽出したフォルダ内にあります。
7. Kofax RPA Management Console を再起動します。

これで、Management Console の [管理] > [クラスタ] タブで、新規作成されたデータベース タイプを使用するデータベースに接続できます。

Windows 統合セキュリティを必要とする Microsoft SQL Server に関する注意

• 必要なデータベース .dll ファイルをコピーしない場合、64 ビットではなく、auth .dll の 32 ビット バージョンを使用します。また、Management Console を再起動しない場合、「データベースへの接続エラー：このドライバは統合認証向けに設定されていません。」というエラー メッセージが表示されることがあります。
• サーバーがドメインの一部ではない場合、「データベースへの接続エラー：ログインに失敗しました。信頼できないドメインからログインが試行されたため、Windows 認証では使用できません。」というエラー メッセージが表示されることがあります。

Kofax RPA でデータベースを使用することに関する詳細については、次のトピックを参照してください。

• データベース タイプ
• データベース ドライバ
• シェア データベース
• データベースの操作