データベース ドライバ

データベース ドライバ セクションには、アップロードされたデータベース JDBC ドライバが含まれています。これらのドライバは、さまざまなデータベース タイプに必要です。データベース タイプと同じように、アップロードされたデータベース ドライバは Design Studio クライアントに送信されます。たとえば、MySQL データベースで Management Console を実行する場合、Tomcat に MySQL ドライバを提供する必要があります。つまり、MySQL データベースは Management Console での使用時 ([ログ] タブ上の操作、または接続のテスト時) に動作します。ただし、MySQL データベースをすべての RoboServer で動作させるには、ここで MySQL ドライバをアップロードして、RoboServer (と Design Studio) に送信できるようにする必要があります。

エンタープライズ Management Console では、Derby JDBC ドライバは配布されません。Derby JDBC ドライバのダウンロード情報については、Apache Derby の Web サイトを参照してください。エンタープライズ Management Console では、MySQL または別のエンタープライズクラス データベースを使用することをお勧めします。
ヒント

特定のデータベース タイプでは、特定のサイズよりも大きいファイルを格納するために、パラメータまたは設定の微調整が必要になる場合があります。たとえば、MySQL データベースでは、「max_allowed_packet」変数の値を増やすことが必要になる場合があります。多くのインストールでは、この値は 1 MB に設定されています (つまり、1 MB よりも大きいデータベース ドライバを格納することはできません)。ドライバをアップロードするときに問題が発生した場合は、データベースのドキュメントを参照してください。問題の特定を容易にするために、ユーザーにエラー メッセージが送信されます。また、Management Console ログには、追加情報が含まれています。

セキュリティに関する注意

デフォルトでは、ローカル ホストから Management Console にアクセスする際に、JDBC ドライバをアップロードできるのは管理者ユーザーだけです。埋め込みモードで Management Console を実行している場合、RoboServer 設定アプリケーションでこの動作を変更できます。詳細については、『Kofax RPA Administrator's Guide』(Kofax RPA 管理者ガイド) の「Embedded Management Console Configuration」(埋め込み Management Console の設定) セクションを参照してください。Tomcat で Management Console を実行している場合は、『Kofax RPA Administrator's Guide』(Kofax RPA 管理者ガイド) の「Tomcat Management Console」(Tomcat 管理コンソール) にある「Security」(セキュリティ) セクションを参照してください。