REST Web サービス呼出
REST Web サービス呼出アクションは REST Web サービスにリクエストを送信し、例えば XML、JSON または HTML などの Web サービスのレスポンスを返します。レスポンスは現在のページとして HTML 形式で提示されるか、変数に保存されます。
Web サービスがフォールトを返した場合、アクションはメッセージを返しません。その代わり、アクションは標準エラー処理メカニズムを使用して処理できるエラーを生成します。
プロパティ
以下のプロパティを使用して REST Web サービス呼出アクションを設定できます。
- URL
-
パラメータを除く Web サービスのベース URL。URL セレクターを使用して複数の方法で URL を指定できます。
- リクエスト
-
ここでは、実行されるリクエストのタイプを指定します。REST は 4 つの基本操作をサポートしています:
- GET
-
データをクエリするために使用されます。GET リクエストでは、複数のパラメータを name/value ペアとして指定できます。新しいパラメータを追加するには '+' をクリックします。
- POST
-
データの選択されている部分のアップデートに使用されます。POST リクエストでは、複数のパラメータを name/value ペアとして指定するか、リクエストの本文全体を渡すことができます。パラメータ付きでリクエストを指定する場合は、パラメータのエンコードに POST (application/x-www-form-urlencoded) または MULTIPART (multipart/form-data) のどちらを使用するかを選択する必要があります。リクエストの本文全体 ('raw') を渡す場合は、リクエスト データのコンテンツ タイプを指定する必要があります。
POST リクエストと PUT リクエストでは、MULTIPART エンコーディングを選択してファイル アップロードを有効にすることができます。ファイル アップロード パラメータの値としてバイナリ変数が選択されている場合は、バイトがそのまま送信されます。Base 64 エンコーディングを使用したい場合は、パラメータの値をエクスプレッション base64Encode(data) にする必要があります。data はバイナリ値が含まれた変数の名前です。その場合は、値 base64 を Content Transfer Encoding として指定することをお勧めします。そうしない場合は、このフィールドを通常通り空白のままにすることができます。
- PUT
-
データを置き換えるために使用されます。PUT リクエストを指定するさまざまな方法については、POST の説明を参照してください。
- 削除
-
データを削除するために使用されます。DELETE リクエストでは、複数のパラメータを name/value ペアとして指定できます。新しいパラメータを追加するには '+' をクリックします。
- 受け入れ
-
レスポンスとして受け入れられるコンテンツ タイプ。デフォルトでは、あらゆるタイプのレスポンスが受け入れられます。値セレクターを使用して、受け入れられるコンテンツタイプを複数の方法で指定できます。
- エンコーディング
-
リクエスト内の特殊文字のエンコードに使用されるエンコーディング。レスポンスのデコーディングに使用されるエンコーディングは、[ページ読込] タブの step オプションを使用して制御されます。
- 出力値
-
ここでは、Web サービス呼び出しの出力がどうなるかを選択します。
- ブラウザへの読込
-
結果がページ読込アクションの結果のように現在のウィンドウに読み込まれます。以下で説明するオプション プロパティを使用して、ブラウザの挙動を設定することができます。
- 変数への保存
-
選択されている変数に結果が保存されます。
- オプション
-
ステップのオプションをロボットのオプションよりも優先させることができます。オプション ダイアログでアステリスクが付いているオプションは、ロボットの設定のオプションに優先します。その他すべてのオプションはロボットに対して指定されているものと同じになります。