既存のタイプの修正

あるタイプの変数を使ったロボットを記述した後にそのタイプを変更する必要がある場合には、注意が必要です。不適切な変更を行うと、ロボットは動作を停止することがあります。

既存のロボットの変数で既に使用されているタイプに対して以下のいずれかの変更を行う場合は、変数を使用することができなくなる恐れがあるため、慎重に行ってください。ただし、ロボットは変数なしでロードすることもできます。

  • タイプの名前を変更する。
  • タイプを削除する。
  • ロボット内で、タイプの 1 つ以上の変数によってそのデフォルトの属性とは異なる値が割り当てられている場合に、タイプの属性を除去または名前を変更します。
  • ロボット内で、タイプの 1 つ以上の変数によって新しい属性タイプに対応しない値が割り当てられている場合に、属性の属性タイプを変更します。

ユーザーが上記の変更を行っている間にロボットが開いている場合は、ロボット エディタの上部に赤のステータス バーが現れ、問題を説明するテキストが表示されます。ステータス バーには、不正な変数を除去してロボットをリロードするためにクリック ボタンも表示されます。また、タイプに適切な変更を加えて問題を解決することもできます。問題を解決すると、ロボットに戻って作業を続けることができるようになります。

タイプに対する以下の変更は、そのタイプの変数を除去しなくてもロボットへ自動的に反映されますが (リロードが必要です)、ロボットの実行時にエラーが発生することがあります。このエラーは後から修正することができます。

  • 属性名の変更。
  • 属性の必須プロパティに対する FALSE から TRUE への変更。
  • 必須プロパティが TRUE に設定されている新しい属性の追加。
  • 変数に値が割り当てられている属性の削除または名前変更。
  • 変数に値が割り当てられている属性の属性タイプの変更。

既存のロボットに影響を与えることなく、いつでも以下の変更を加えることができます。

  • 属性の必須プロパティに対する TRUE から FALSE への変更。
  • コメントの変更 (位置に無関係)。
  • 必須プロパティが FALSE に設定されている新しい属性の追加。