範囲ファインダー

範囲ファインダーはスプレッドシート上のセルまたはセルの範囲を検索するために使用されます。範囲ファインダーはステップで使用され、ステップが適用されるセルを検索する方法を定義します。現在のステップの範囲ファインダーのリストはステップ ビューの [ファインダー] タブにあります。HTML ページまたは XML ページに働きかけるステップは、範囲ファインダーではなく、タグ ファインダーを使用します。

範囲ファインダーを設定するときは、さまざまな開始点を選択することができます。

指定範囲を検索

ほぼ通常の Excel 構文を使用して (範囲で) セルまたはセルの範囲を指定します。(Excel と異なり) シート名を指定する必要がある点に注意してください。

範囲は、値セレクターを使用して複数の方法で指定することができます。

名前付き範囲で検索

以前定義された名前付き範囲を開始点として指定します (範囲)。名前付き範囲は、例えば名前付き範囲設定ステップまたはExcel 内ループステップで定義されている可能性があります。

範囲を開始点として選択した後、[使用する] プロパティで指定されている複数の方法で範囲を調整し、範囲を小さくしたり大きくしたりすることができます。詳細については以下を参照してください。

最後に [結合セルの左上のセルを使用する] プロパティで、スプレッドシート上の結合セルを処理する方法を決定します。Excel では隣接するセルを視覚的に「結合」して、1 つの値を持つより大きいセルを形成できることを念頭に置いてください。Excel は、大きい「結合セル」が最も左上のサブセルと同じセル番地を持っていると見なし、「結合セル」の値がそのセル番地に (のみ) 存在すると見なします。この処理は Kofax RPA によって正確に再現されますが、特にイテレーションの一部として自動抽出を行う場合、この処理は必ずしも便利ではありません。したがって、[結合セルの左上のセルを使用する] が有効になっていて、範囲が「結合セル」内の 1 つのサブセルを参照する場合は、目的のコンテンツを取得しやすくするために、「結合セル」の最上部、左端のサブセルを参照するように範囲が変更されます。