抽出リスト

「リスト抽出」データ コンバータは、パターンに従ってテキストをフィルタして、すべての一致を連結したテキストを返します。

アドバンスド抽出データ コンバータでの照合が、パターンの最初のインスタンスに限られるのに対して、このデータ コンバータは、一致があればそれぞれを連続して返します。

パターンを入力テキスト全体と照合させる必要はないので注意してください。これはアドバンスド抽出データ コンバータの要件となります。実際には、このデータ コンバータの最も多い用途は、明確に定義された各点で開始および終了するパターンを利用することです (つまり、大きな入力テキスト内に埋め込まれた特定のテキストに対して照合を実行する場合、パターンの開始と終了箇所に ".*" が含まれる必要はないことがほとんどです)。

プロパティ

「リスト抽出」データ コンバータは、次の各プロパティを使用して設定できます。

パターン

入力に対して照合されるパターンを入力します。

大文字・小文字を無視

このチェックがオンになっている場合、パターンに対する照合は大文字と小文字の区別なしで実行されます。たとえば "KoFaX" は "KOFAX" および "kofax" と同じと見なされます。

出力エクスプレッション

出力値テキストを指定するエクスプレッションを入力します。

出力値区切り記号

任意のテキストを入力して、出力値テキスト内で連続するパターン一致を区切るための、区切り記号を示します。

説明

データ コンバータのリストに表示する説明を入力します。説明に入力がない場合、説明のないコンバータが生成されます。