CSS 再描画

「CSS 再描画」ステップ アクションは、「ページ再描画」ステップ アクションと組み合わせて使用します。このステップ アクションは、スタイル シート内で検出されたすべての URL をユーザー指定の変換に従って書き換え、さらにそれら を、スタイル シート URL を基準とした相対 URL になるように変換します。

「CSS 再描画」ステップ アクションは、「ページ再描画」ステップ アクションによって検出された外部スタイル シートの URL に対して適用することを意図しています。これら 2 つのステップ アクションの URL 変換 (データ コンバータのリストによって指定される) を同じにすることが重要です。

このステップの実行はライセンス キーによって制御されます。

プロパティ

スタイル シート URL

読み込まれるスタイル シートの URL。「ページ再描画」ステップ アクションの出力から取得された場合、この URL はタイプ STYLESHEET の抽出 URL の originalURL プロパティにあります。

データ コンバータ

ページの URL に対して実行する変換を指定するデータ コンバータ。これを使用して URL からファイル システム上の場所への変換を指定することができます。データ コンバータは、ステップ アクションが後に元のページ URL を基準とした相対 URL に自動的に変換する絶対 URL (ファイル URL である可能性もある) を出力する必要があります。高度な URL の書き換えには、[JavaScript を使用して変換] データ コンバータを推奨します。上で説明したように、データ コンバータが、スタイル シート URL を出力した「ページ再描画」ステップ アクションと同じ方法で URL を変換することが重要です。

出力値

書き換えられたスタイル シートの保存先となる変数。

URL

抽出された URL の保存先となる変数。ステップ アクションは、読み込まれたスタイル シートによって直接参照されるすべての画像およびインポートされたスタイル シートの URL を抽出します。インポートされたスタイル シート自体にも URL が含まれている可能性がある点に注意してください。それらの URL はリストに含まれません。

URL は JSON 形式で出力され、元の URL と各 URL の書き換えられた絶対 URL の両方が提供されます。また、URL が出現するコンテキストによって決まる URL のタイプも提供されます。例えば、インポート ステートメント内のすべての URL はタイプ STYLESHEET でマークされます。

利用可能なタイプは以下の通りです。

IMAGE

イメージ。

STYLESHEET

インポートされた CSS スタイル シート。

JSON 出力値をウィンドウに読み込むには、JSON をコンテンツのソースとして含む変数の名前を指定して「変数を開く」ステップ アクションを使用します。ステップの [オプション] で、コンテンツ タイプが JSON であり、エンコーディングが UTF-8 であることを明示的に示す必要が生じるかもしれません。

オプション

ステップの読込オプションをロボットのオプションよりも優先させることができます。オプション ウィンドウでアステリスクが付いているオプションは、ロボットの設定のオプションに優先します。その他すべてのオプションはロボットに対して指定されているものと同じになります。