URL 繰り返し

「URL 繰り返し」アクションは、検出されたタグに含まれる URL をループし、オプションで重複する URL をスキップします。URL を含むタグは、検出されたタグ内の範囲内の深度に配置できます。各イテレーションで、適切なタグが名前付きタグとしてマークされます。

詳細については、『ループの基礎入門』チュートリアルを参照してください。

プロパティ

「URL 繰り返し」アクションは、次のプロパティを使用して設定できます。

URL タグ

ループする URL を持つ HTML タグを指定します。

最初の URL 番号

ループに含める最初の URL の番号。番号を、最初の URL から順方向にカウントするか、最後の URL から後ろ逆方向にカウントするかのいずれかを指定することができます。

最後の URL 番号

ループに含める最後の URL の番号。番号を、最初の URL から順方向にカウントするか、最後の URL から後ろ逆方向にカウントするかのいずれかを指定することができます。

逆方向にループ

一致するタグを逆順にループさせることを選択します。あたかも順方向に逆順でループしているかのように、まったく同じタグを通過することに注意してください。つまり、「最初のタグ番号」については、ループするときに最初にアクセスしたタグではなく、ループするタグの選択における最初のタグを参照するということです (実際には最後のタグになります)。

URL パターン

各 URL と照合するパターン。このアクション プロパティは、URL をスキップするかどうかを決定します。パターンは URL 全体と照合する必要があります。パターンが指定されていない場合、パターンの照合は行われません。

アクション

「パターンに一致する URL をスキップする」に設定すると、パターンに一致するすべての URL がスキップされます。「パターンに一致しない URL をスキップする」に設定すると、パターンに一致しないすべての URL がスキップされます。

重複 URL をスキップ

重複 URL (複数の同一の URL) をスキップしてループさせないかどうかを指定します。同じ URL を複数回ループさせないようにするには、このプロパティを選択します。(これは通常の場合です。)

タグの名前

「自動」「名前付き」という 2 つのオプションがあります。「自動」はタグ名として番号を与えます。「自動」で最初に与えられる番号は 1、次に与えられる番号は 2 で、以下同様です。このステップの前に「自動」により追加的に番号を与えられたタグが (同じページに) 挿入されると、番号は変わることがあります。「名前付け」はタグに明確に指定された固定の名前を与えますが、これにはいくつかの利点があります。

  • 適切に選んだ名前を付けると、そのタグがどのようなタグであるかを容易に思い出せます。
  • 明確に名前付きタグは、名前付きの別のタグがその前に挿入されても影響を受けません。
  • 名前付きタグ設定 においてすでに使われているのと同じ名前を使用する場合、その名前は単純に新しいタグを参照することになります (ステートフルなページ内ループに便利です)。
既存の名前付きタグを保持

このオプションが選択されると、既存の名前付きタグは、各イテレーションの結果をマークしている名前付きタグとともに保持されます。このオプションを選択していない場合は、既存の名前付きタグが除去され、各出力状態にはイテレーションの結果を示す名前付きタグのみが含まれます。