Process Discovery グループ

Kofax RPAProcess Discovery は、ユーザーのアクティビティを監視し、ボトルネックを処理するために必要なデータを収集するのに役立ちます。詳細については、『Kofax RPA Administrator's Guide』(Kofax RPA 管理者ガイド) の「Kofax RPA Process Discovery」を参照してください。

このウィンドウで指定されたグループは、コンピュータを finacial_depthr_deptsales_dept などのインストールされている Process Discovery エージェントと論理的に組み合わせます。Process Discovery エージェントを展開する場合は、ここで作成したグループの名前を指定します。

新しいグループを作成するには、左ペインで [Process Discovery グループ] をクリックし、[Process Discovery グループ] ペインで [Process Discovery グループの追加] をクリックします。

Process Discovery の展開に Docker を使用する場合は、Agent と Analytics データベース設定のデフォルト設定を使用できます。

プロパティ

説明

[モード]

記録モードを指定します。

  • [記録を無効化]: アクションは記録されません。

  • [無視リストをのぞく、すべてのアプリケーションを記録]: [無視されるアプリケーション] フィールドにリストされているアプリケーション以外のすべてのアプリケーションでアクションを記録します。

  • [記録リストのアプリケーションのみを記録]: [記録されるアプリケーション] にリストされているアプリケーションでアクションを記録します。

[エージェント データベースの設定]

エージェントがデータにアクセスして格納するための新しいデータベース パラメータを指定します。

  • [ホスト]: データベース サーバー名または IP アドレス。Process Discovery の展開に Docker ツールを使用する場合、これが、Process Discovery が Docker コンテナーで実行するコンピューターとなります。

  • [ポート]: ホストにアクセスするためのポート番号。

  • [スキーマ]: スキーマの名前。

  • [データベース タイプ]: データベースのタイプを指定します。このパラメータは変更できません。

  • [管理者名]: データベース管理者名。(デフォルト: root)

  • [管理者パスワード]: データベース管理者パスワード。管理者アカウントを保護するためにパスワードを指定します。1

  • [ユーザー名]: このグループのエージェントによってデータベースにアクセスするためのアカウント名。

  • [パスワード]: このグループのエージェントでデータベースにアクセスするためのアカウントのパスワード。

[Analytics データベースの設定]

Analytics データベースのパラメータを指定します。Process Discovery Analyzer は、Agent データベースから生データを処理し、処理済みのデータをこのデータベースに保存して、Kofax Insight でレポートを作成します。

  • [ホスト]: データベース サーバー名または IP アドレス。Process Discovery の展開に Docker ツールを使用する場合、これが、Process Discovery が Docker コンテナーで実行するコンピューターとなります。

  • [ポート]: ホストにアクセスするためのポート番号。

  • [スキーマ]: スキーマの名前。

  • [管理者名]: データベース管理者名。

  • [管理者パスワード]: データベース管理者パスワード。管理者アカウントを保護するためにパスワードを指定します。

  • [ユーザー名]: Analyzer でデータベースにアクセスするためのアカウント名。

  • [パスワード]: この Analyzer でデータベースにアクセスするためのアカウントのパスワード。

[アプリケーション リスト]

エージェントがアクションを記録するか、または無視するアプリケーション識別子 (通常は calc.exe などの実行可能ファイルの名前) を指定します。ID は、calc.exe,notepad.exe のようにカンマ区切り形式で指定する必要があります。

  • [ユーティリティ アプリケーション]: 常に無視されるアプリケーションを一覧表示します。このパラメータは未変更のままにすることを推奨します。

  • [無視されるアプリケーション]: データを収集するときに無視されるアプリケーションを指定します。このリストは、[無視されるアプリケーションを除くすべて] のエージェント記録モードを選択した場合に使用されます。

  • [記録されるアプリケーション]: 使用データが記録されるアプリケーションを指定します。このリストは、[指定されたアプリケーション] のエージェント記録モードを選択した場合に使用されます。

[エージェントの詳細設定]

このグループのエージェントの設定を指定します。

  • [最大の子数]: エージェントが処理するためのノードの子ノードの最大数。

  • [記録の自動開始]: 選択すると、このグループのエージェントは自動的に記録を開始します。

  • [DB 接続タイムアウト (秒)]: エージェントのデータベース操作タイムアウト設定

  • [キーストローク]: ユーザーのキーボード入力を記録します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。

    重要 このオプションを選択すると、レポートの精度を高めることができます。ただし、キーボード入力には、名前、パスワード、個人データ、クレジット カード番号などの機密情報が含まれることがあります。このようなデータの収集は、データ保護規制の対象となることがあるため、収集したデータは適切に扱う必要があります。

[Analytics の詳細設定]

このグループの記録されるデータの設定を指定します。

  • [アプリケーションの最小イベント数]: エージェントが無視する、アプリケーションにおけるアクション数指定されている回数を超えるアクションを実行したユーザーがいた場合、エージェントはアプリケーションにおけるユーザーのアクティビティを記録します。

  • [セッション間の間隔 (秒)]: あるセッションの終了と、新しいセッションの開始までの秒単位の時間。指定されている時間内に、エージェントが何もアクションを受け取らなかった場合、セッションは完了とマークされます。エージェントが次にユーザーのアクションを記録した際に新しいセッションを開始します。

[設定の変更]

このグループの設定を変更する場合は、必ず Kofax サポートに問い合わせてください。

1 管理者名と管理者パスワードは、エージェント データベースとアカウントを作成してエージェントからデータベースにアクセスするために必要です。エージェントのアカウント名とパスワードは、[ユーザー名] と [パスワード] フィールドで指定されています。