REST および SOAP サービス

ロボットは、REST または SOAP サービスとして公開することができます。[プロジェクトの編集] ダイアログ ボックスの [サービス] タブを開くと、これらのサービスのランタイムを設定できます。


ServiceTab

[サービス クラスタ] は、現在のプロジェクトでの REST サービスの実行に使用されるクラスタです。REST サービスは常に、選択されたサービス クラスタを使用します。[プロジェクトでサービス クラスタのみを使用する] を選択すると、Management Console はコードを生成する際、そしてロボット メニューからロボットを実行する際に、その他すべてのクラスタを非表示にし、すべてのスケジュールにサービス クラスタを使用します。注意:[プロジェクトでサービス クラスタのみを使用する] を選択する際は、サービス クラスタを選択する必要があります。

デフォルトでは、REST/SOAP サービスは基本的な認証で保護されています。ブラウザから直接サービスを呼び出す際には (XMLHttpRequest を使用)、認証を無効化する必要があります。無効化しなければ、JavaScript ソース ファイルのログイン資格情報が公開されます。Java、Ruby、C# などのプログラミング言語から REST/SOAP サービスを呼び出す際には、認証によって保護されるサービスを使用することをお勧めします (安全な方法で資格情報を保持できることを仮定)。

サービスが呼び出される Web ページと Web サーバーが同じ場所にない限り、REST/SOAP サービスをブラウザから呼び出す場合には、特定の制限があります。別のドメインから REST/SOAP サービスを呼び出す際には (Cross-Origin Resource Sharing (CORS))、別のドメインからリソースを処理できるようにするために、クライアントに特定のヘッダーを含める必要があります。[アクセス-制御-許可オリジン] は、その一例です。クロス ドメイン方式で REST/SOAP サービスを呼び出す場合は、リクエストを生成したページがロードされたドメインを指定する必要があります。http://example.com のページが、http://kapowsoftware.com に位置するサービスにリクエストを生成する JavaScript が組み込まれたページを含む場合、http://kapowsoftware.com からのサービス レスポンスには、"Access-Control-Allow-Origin" のヘッダーが含まれる必要があります。http://example.com またはブラウザのビルトイン セキュリティ システムは、CORS (Cross Origin Response) が処理されないようにします。ワイルドカードとして * を使用することも可能です。これは、すべてのドメインがクロスドメイン方式で REST/SOAP サービスを呼び出すことができることを意味します。