Management Console の起動

Management Console のコンポーネントは、RoboServer のオプション部分です。RoboServer を起動し、Management Console として機能するように命令することで Management Console を起動できます。また、RoboServer の機能を実行することも可能です。RoboServer の起動と使用についての詳細は、『Kofax RPA Administrator's Guide』(Kofax RPA 管理者ガイド) を参照してください。

Management Console の機能を持つ RoboServer は、スタート メニュー (Windows) の Management Console の項目から起動できます。Linux および Unix 系 OS では、以下のコマンド ラインを使用します。

RoboServer -MC

この操作では、Management Console としてのみ RoboServer が起動するため、ロボットを実行することはできません。Management Console の Web インターフェイスは、[設定] で設定されているポートに接続することでアクセスできます。組み込み型 Management Console の設定についての詳細は、『Kofax RPA Administrator's Guide』(Kofax RPA 管理者ガイド) の「RoboServer Configuration」(RoboServer 設定) を参照してください。この方法で Management Console を起動した場合、Control Center または ShutDownRoboServer プログラムから再起動またはシャット ダウンすることはできません。

以下のコマンドを使用することでも、Management Console を起動することができます。

RoboServer -p 50000 -MC

これにより、ポート 50000 のソケットでリスニングしている RoboServer が起動し、設定したポート (ポートは [設定] で設定) の Web インターフェイスから Management Console 機能を利用できます。

Management Console の起動方法に関係なく、RoboServer および Design Studio インスタンスのライセンス サーバーとして機能させるには、Web インターフェイスにライセンス キーを入力する必要があります。

プロダクション シナリオについては、Management Console でひとつの RoboServer を起動し、クラスタに RoboServer を追加しないことをお勧めします。こうすることで、RoboServer によって使用されているリソースへのアクセスが拒否された場合に起こり得る Management Console スタベーションを防ぐことができます。Management Console を実行して RoboServer をセットアップしたら、パラメータ "-p 50000" を使用して、希望の数の RoboServer を起動することができます。これらは、クラスタ タブの RoboServer クラスタに追加される必要のある RoboServer のみです。