REST

ロボットは、RESTful サービスとして実行できます。こうすることで、あらゆるプログラミング言語や、JavaScript を使用してブラウザから直接ロボットを呼び出すことができます。

[リポジトリ] > [ロボット] タブには、REST という名前の列があります。この列をクリックすると、サービスとしてロボットをテストできるウィンドウが表示されます。


REST

サービス ウィンドウの [リクエスト] ペインを使用して、リクエストを構築します。[テスト サービス] をクリックしてロボットを実行します。すると、ウィンドウの [レスポンス] ペインに結果が表示されます。

[フォーマット] ボタンを使用すると、テストを行う際のリクエストおよびレスポンスのフォーマットを設定できます。ただし、コードからサービスを呼び出す場合、フォーマットは Accept およびContent-Type HTTP ヘッダーから制御されます。Accept ヘッダーは、必要なレスポンス フォーマットを指定します。また、Content-Type ヘッダーはリクエスト フォーマットを指定します。

入力を必要とするロボットは、POST を使用して呼び出される必要があります。入力なしのロボットは、GET または POST のいずれかを使用して呼び出される必要があります。

REST サービスは、「REST Web サービス呼出」アクションを使用してロボットから簡単に呼び出すことができます。

プロジェクトまたはロボット名に非 ASCII 文字が含まれる場合は、URL が適切にエンコーディングされることを確認してください (UTF-8 URL エンコーディング)。これはロボットで自動的に行われます。サービスがコードから呼び出される場合、開発者が URL をエンコーディングする必要があります。

サービスとして実行するロボットは、ロボットが API 例外を初めて生成する際に停止します。これは、スケジュール設定されたロボットとは異なります。スケジュール設定されたロボットは、ロボットによって生成された API 例外に関係なく、実行を継続します。REST サービスは、Google 検索や一文の翻訳など、短いものと考えてください。

サービスとして実行される各ロボットは、リクエスト スレッドを使用します。Management Console が RoboServer の組み込み型として実行している場合は、最大 40 件のリクエスト スレッドがあります。これら 40 件のスレッドは、Management Console、Design Studio からのアップロード、リポジトリ API にアクセスするユーザーなど、すべての HTTP リクエストに使用されます。多数の同時 REST サービスを実行する必要がある場合には、スタンドアロン バージョンの Management Console を Tomcat にインストールする必要があります。そうすることで、リクエスト スレッドの数を制御できます。