Process Discovery グループ

Kofax RPAProcess Discovery は、ユーザーのアクティビティを監視し、ボトルネックを処理するために必要なデータを収集するのに役立ちます。詳細については、『Kofax RPA Administrator's Guide』(Kofax RPA 管理者ガイド) の「Kofax RPA Process Discovery」を参照してください。

このウィンドウで指定されたグループは、コンピュータを finacial_depthr_deptsales_dept などのインストールされている Process Discovery Agent と論理的に組み合わせます。Process Discovery Agent を展開する場合は、ここで作成したグループの名前を指定します。

新しいグループを作成するには、左ペインで [Process Discovery グループ] をクリックし、[Process Discovery グループ] ペインで [Process Discovery グループの追加] をクリックします。

プロパティ

説明

記録設定

このグループの記録設定を指定します。

  • 記録モード: エージェントの記録モードを設定

    • 無視リストを除く、すべてのアプリケーションを記録: [アプリケーション無視リスト] フィールドのコンマ区切りのリストで指定されたアプリケーションを除く、すべてのアプリケーションのアクションを記録します。例:Outlook、Word、Excel。デフォルトでは、Skype と Lync はアプリケーションの無視リストに含まれています。

    • 記録リストのアプリケーションのみを記録: [アプリケーション記録リスト] フィールドのコンマ区切りのリストで指定されたアプリケーションのアクションを記録します。例:Onenote、Photoshop、Publisher

    • 記録を無効化: アクションは記録されません。

  • アプリケーション ツリー モード: ユーザー アクションの記録中、エージェントはアプリケーション ツリーのアクティブな要素へのパスを記録します。アプリケーション ツリーは、このプロパティで選択されたモードを使用して取得されます。詳細については、ツリー モードを参照してください。

    • ISA および Windows: これはアプリケーション ツリーを記録する場合にデフォルトの、推奨されるモードです。アプリケーションによっては、インテリジェント スクリーン オートメーション (ISA) または Windows (以下を参照) を使用して最適な結果を得ることができます。Process Discovery Analyzer は解析に最適です。

    • ISA: インテリジェント スクリーン オートメーションは、Desktop Automation で使用される Kofax RPA テクノロジで、アプリケーションの UI 要素のツリーを画面のイメージを基にして構築することができます。画面認識は CPU に大きな負荷がかかる操作です。Process Discovery Agent は夜間など、CPU の負荷が低いときに記録されたスクリーンショットの認識を実行します。

    • Windows: このプロパティは、Microsoft UI オートメーション フレームワークを使用して、アプリケーション ツリーを構築します。Web ブラウザ (UI オートメーション API では DOM 構造は利用できない)、Citrix、RDP、SAP、Java など、一部のアプリケーション タイプでは、UI オートメーション API は限定されて提供されるか、または提供されません。このようなアプリケーションの場合、エージェントは要素の情報へのパスを限定して記録するか、また記録しません。

  • スクリーンショットを記録: アクティブなアプリケーションの画像をキャプチャーし、保存します。記録されたスクリーンショットは Kofax RPA ダッシュボードの [発見されたプロセス] ビューでユーザー アクションを視覚的に表示するために使用されます。

  • スクリーンショットをぼかす: [スクリーンショットを記録] オプションが選択されている場合、このオプションを選択することでスクリーンショットのテキストを認識できないようにできます。スクリーンショットに個人情報、パスワード、クレジット カード番号などの機密データが含まれる場合、このオプションを選択することを強くお勧めします。

  • 記録の自動開始: 選択すると、このグループのエージェントは自動的に記録を開始します。

データベースの設定

エージェントがデータにアクセスして格納するための新しいデータベース パラメータを指定します。

  • ホスト: データベース サーバー名または IP アドレス。Process Discovery の展開に Docker ツールを使用する場合、これが、Process Discovery が Docker コンテナーで実行するコンピューターとなります。

  • ポート: データベースにアクセスするためのポートを指定します。

  • スキーマ: スキーマの名前。

  • データベース タイプ: データベースのタイプを指定します。このパラメータは変更できません。

  • ユーザー名: このグループのエージェントによってデータベースにアクセスするためのアカウント名。

  • パスワード: このグループのエージェントでデータベースにアクセスするためのアカウントのパスワード。

  • テスト ボタン: データベースへの接続を確認します。

データベースのプロビジョニング

資格情報を入力し、データベース スキーマを作成し、[データベースの設定] で指定されたユーザーにアクセス権を付与します。

  • データベース管理者の名前: データベースにアクセスできる管理者アカウントの名前を指定します。

  • データベース管理者のパスワード: 管理者アカウントを保護するためにパスワードを指定します。

スキーマの作成 ボタン: 指定のクレデンシャルを使用して、データベースでスキーマを作成します。

ユーザーにアクセス権を付与 ボタン: 必要なデータベース アクセス権を [データベースの設定] で指定したユーザーに付与します。