ライブラリとロボット プロジェクト

ロボットとタイプは、ライブラリに整理されています。ライブラリは、ロボット定義、タイプ定義、および含まれているロボットを実行するのに必要な他のファイルの集合体です。ライブラリは、ロボットの展開ユニットとして機能します。RoboServer など、実行時環境でロボットを配布および展開するときは、ライブラリを使ってロボットと必要なファイルをバンドルします。

Design Studio では、いつでも 1 つ以上のロボット プロジェクトで作業ができます。ロボット プロジェクトの目的は、ロボット ライブラリを開発することです。ロボット プロジェクトには、ロボット ライブラリでの作業に役立つその他のファイルと同様に、指定したロボット一式を開発するロボット ライブラリを含まれています。ライブラリに配置されたファイルには、特別なライブラリ プロトコルを使ったロボットでアクセスすることもできます。

このように、ロボットを開発する場合にはロボット プロジェクトで作業を行うことになり、またロボット ライブラリがユーザーの作成したロボットを配布または展開する手段になります。

シェア プロジェクトは Management Console に配備され、ローカル Design Studio コンピュータのプロジェクトに接続されます。Management Console のプロジェクトは、複数の Design Studio の間で共有可能です。シェア プロジェクト ビューは、シェア プロジェクト ファイルの状態を視覚的に示すだけでなく、説明付きのヒントも提供します。