クラスタ ログ

クラスタ RoboServer のログ オプションを有効または無効にすることができます。

データベース ログ
データベース ログが有効になっている場合、RoboServer は、Design Studio 設定で定義されている RoboServer ログ データベースにログを記録します。[ロボット入力をデータベースにログ記録] が選択されている場合、ロボット入力はデータベースにログ記録されます。
データベース ログを機能させるには、RoboServer ログ データベースを設定して有効化する必要があります。データベースが設定されていない場合、クラスタ設定が無効になります (無効になったことが通知されるため、この問題は修正できます)。
log4J

log4j では、通常の log4j.properties ファイルを使用して、ログが記録される場所を制御することができます。log4j.properties ファイルは、C:\Users\name.lastname\AppData\Local\Kofax RPA\10.7.0\Configuration など、Kofax RPA アプリケーション データ フォルダの構成ディレクトリにあります。詳細については、『Kofax RPA Installation Guide』(Kofax RPA インストール ガイド) を参照してください。

デフォルトの log4j.properties ファイルの場合、すべてのロボット実行情報、ロボット メッセージ、およびサーバー メッセージがファイルにログ記録されます。ログは、アプリケーション データ フォルダのログ フォルダに配置されます。より高度な設定では、Windows イベント ログ、ローテーション ファイル、syslog への格納などを設定できます。詳細については、log4j のマニュアルを参照してください。

このログを有効にすると、RoboServer は 3 つの異なるロガーを使用してログ記録します。

ロガー

説明

log4j.logger.kapow.servermessagelog

特定のロボット実行に結び付けられていないサーバー ログに使用します。

log4j.logger.kapow.robotrunlog

実行時間を含めて、ロボットの開始と停止に関する情報をログに記録するために使用します。

log4j.logger.kapow.robotmessagelog

エラー処理に関する情報など、ロボット メッセージをログに記録するために使用します。ログに出力するようにプロファイルが設定されている場合は、プロファイルも含まれます。

電子メール ログ

このログの場合、ロボットがエラー メッセージをログに記録したとき、またはサーバーにエラー メッセージがあるときに、電子メールが常に送信されます。

プロパティ

説明

宛先アドレス

電子メールを受け取るユーザー。"," で区切られた複数のアドレスを追加できます。

送信元アドレス

電子メールで使用される送信元アドレス。